日付さえもガセだといわれる超C級雑誌の編集者・大原めぐは、ある日の企画会議に遅刻してしまう。熱意だけは一流の同僚たちは彼女を責めるが、上司の風吹だけは彼女を暖かく見守っていた。そんな中、隕石墜落と行方不明者続出のニュースが流れ、上司・風吹もどこかへ消えてしまった。消えた風吹を想って自慰行為にふける大原の目の前に、未知の生物が現れる。全ては、宇宙人による仕業であったのだ。宇宙人の口から吐き出される大量の粘着性物質。大原が逃れようとすればするほど、体にまとわりつく粘着の海。足、腕、腹、胸、陰部、顔と体中の全てを覆う粘着地獄から果たして脱出できるのだろうか…。